Club Formal Japan 2018レポート
2018年2月1日に、Club Formal Japan 2018を開催致しました。降雪の予報やインフルエンザの流行など逆境の中、前回を上回る多くのお客様にご参加頂きました。当日は寒い中にもかかわらず、開始10分前には、お申し込み頂いたほとんどのお客様にご来場頂いており、受付担当も驚いていたほどです。誠にありがとうございました。
今回は、US本社からR&DのSr Group Directorである Rajeev Ranjanに加え、R&DのVice Presidentである Ziyad Hannaも本イベントの為に来日し、「次世代に向けたフォーマル検証技術の性能とキャパシティの拡張について」と題して、Machine learningについてもお話させていただきました。普段より若干早口だったようにも感じましたが、JasperGold®の今後にも、更に期待を持っていただけたのでは無いでしょうか?折角の機会でしたので、皆様からのQAの時間を作るべきだったと、我々反省しております。申し訳ありませんでした。次回に是非期待していて下さい!
ご講演いただきましたユーザー事例につきましても大変好評で、「新たな気づきを得られた!」「是非やってみたい!」とあちらこちらからお声がけ頂きました。素晴らしいご講演をありがとうございました。 ご講演者の方に伺ったところ、1月の大雪で公共の交通機関も混乱していた中でも、黙々とご発表の準備をされていたそうです。頭が下がる思いです。次回は、雪とは無縁の季節に開催できると良いのですが、、、
今回のディスカッションは、枠を1つに絞り90分としましたが、少し欲張ったテーマ選択としてしまったことに対する厳しいご指摘も頂きました。そんな中、活発にディスカッションにご参加頂きました皆様に助けていただき、様々な角度からのコメントを頂くことが出来て、多くの“気づき”を与えていただきました。
例えば、ご登録の際にアンケートをとらせて頂きました収束にかかる実行時間につきまして、下のグラフのように半数近くの方々が2~3時間で問題と感じるという結果となりましたが、「それはナンセンスだ!」というモデレータの意見に対しても、同意して下さる方や、反論をお持ちの方、時と場合によって異なることなど、現場の声として共有いただき、アンケート結果に対しても納得することができました。
また、ディスカッション時に、フォーマル検証担当者を育てる事に苦労されている方も多くいらっしゃるということも良くわかりました。お昼休みに伺った際にご希望される方が多かった事もありますので、フォーマル勉強会についても企画したいと思います。皆様と一緒に、日本のフォーマル検証を益々盛り上げて行きたいと心に思うClub Formalとなりました。ご参加頂きました皆様も、これからご参加頂く皆様にも、今後ともご協力いただけますよう、宜しくお願い致します。
フィールドエンジニアリング&サービス本部
システム&ベリフィケーション
テクニカルリーダー
志賀 玲子
この記事に関する問い合せ先:
コーポレート・マーケティング部
E-mail:cdsj_info@cadence.com
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