CadenceLIVE Japan – OnDemand

CFD

【D-3】パーソナルコンピューターの開発における、Celsius EC Solverを利用した熱解析事例のご紹介

本講演では、パーソナルコンピュータの開発における熱解析の実施事例をご紹介します。

要求されるアウトプットとそれに対して必要なインプットについてご説明した後、Celsius EC Solver上で実際にどのようにプリポストを操作していくのか、順を追ってご説明します。

Celsius EC Solverの簡潔に整ったプリ機能は、解析全体の時間短縮に貢献してくれます。

また、多彩なポスト機能は、結果の整理や設計者の理解を手助けしてくれます。

※冒頭、⽇本ケイデンスより製品紹介を行います。製品紹介後に本編がはじまります

富士通クライアントコンピューティング株式会社
プロダクトマネジメント本部共通開発センタープロセス革新技術部
技術士(機械部門) 田中 海渡 氏

【G-1】CadenceのCFDテクノロジー2023

ターボ機械における先進的CFD技術であるCadenceのFidelity Flow Turboについて、プリプロセスからシミュレーション、ポストプロセスまでの機能の概略を紹介します。また、自動車や一般用途向けの高性能なプリプロセス機能、さらには、高精度かつGPUによる超高速化を実現した最新のLESソルバー(Cascade CharLES)についても実例、検証例とともに紹介します。

日本ケイデンス
NUMECAグループ
シニアAEマネージャ  磯野 勝朝

【G-2】Fidelity CFD ソフトウェアによる胃静脈瘤血流動態解析

胃静脈瘤出血は慢性肝疾患患者における重篤な合併症のひとつであり,静脈瘤破裂の危険性に応じた経過観察・治療適応判断が重要となります.本講演では造影CT画像から作成した3D胃静脈瘤モデルをFidelity CFD ソフトウェアを用いて数値流体力学的に解析し静脈瘤破裂の危険性を予測する,信州大学医学部画像医学教室と日本ケイデンスの共同研究開発ついてご紹介します.

信州大学
医学部 画像医学教室 /附属病院放射線科
准教授/副診療科長  山田 哲 氏

【G-3】小型観測ロケット研究開発におけるCFD適用事例

千葉工業大学惑星探査研究センターでは、宇宙由来の微粒子採集を目的とした、小型観測ロケット(C1ロケット)の研究開発を行っています。C1ロケットは超音速で大気中を飛翔し成層圏から中間圏に到達します。CFDを用いることで、高速飛翔中のロケットにかかる最大動圧の見積もりや、ロケット用電動ポンプなどのコンポーネントの設計を行っています。ここでは、本学のロケット研究におけるCFD適用事例を紹介致します。

千葉工業大学
工学部機械電子創成工学科
教授 和田 豊 氏

Cloud

【C-2】日本企業皆様のチップ設計とインテリジェントな基板開発を「クラウド」で加速

多くの企業がクラウド環境にチップ設計と基板開発を移行し開発を加速しています。それらの顧客事例を1つ1つ解説いたします。スタートアップだけでなく大手企業も、イノベーションを加速し設計生産性を高めテープアウトまでのTTM(Time To Market)を短くするために、クラウドを戦略的に選択し、クラウド環境のスケーラビリティとフレキシビリティを活用し始めました。続いて、セキュリティも含めたクラウド移行に関する現在の進歩や課題について取り上げ、最後に、クラウド上で使用可能なケイデンスの最新AI/MLツールについて紹介します。

Powering Intelligent System & Chip Design in Cloud

This presentation covers how various companies in EDA and Systems space are accelerating their chip design by leveraging Cadence tools in the cloud. Many companies from start-ups to large companies are accelerating innovation, engineering productivity and time to tape-out by using scalability and flexibility offered by Cloud and this presentation will cover some of the examples from the industry. We’ll also cover the current advances and challenges for cloud migration including aspects of security in the cloud. Finally, the presentation will touch upon how customers can take advantage of the latest AI/ML enabled Cadence tools in the cloud.

米国ケイデンス
Cloud Team
VP Business Development Mahesh Turaga

Custom/Analog Design

【C-1】Technology & Transformation:新製品Virtuoso StudioでカスタムICとパッケージング設計環境を再構築

今年4月に発表した新製品Virtuoso Studioは、カスタムICに加えRF、ミックスドシグナル、フォトニクス、高度なヘテロジニアス設計などシステム設計に対して広範なサポートを提供します。革新的な人工知能(AI)技術、クラウド対応、設計インフラの改善、ケイデンス製品間の統合によりこれらの設計フローを大幅に改善します。本セッションでは、Virtuoso Studioの主な利点についてご紹介します。

米国ケイデンス
Analog/Custom Marketing
Group Director Jeremiah Cessna

Digital Design/Signoff

【A-1】Big Data Analytics Platform JedAIを用いたP&R工期短縮取り組みと今後の展望

近年デジタル設計では大規模化・複雑化が進み続けておりますが、Renesasではそれに対抗すべく更なる自動化、AI化を推し進めております。P&R工期はデザイン及び設計環境のデバッグ工期に大きく左右されるため、昨年よりCadence様と共同でデバッグを支援・自動化するJedAIプラットフォーム上のアプリ開発を進めて参りました。本共同開発で得られた成果とAI化に向けた今後の展望についてご紹介します。

ルネサス エレクトロニクス株式会社
High Performance Computing, Analog and Power Solution Group
Director 藤井 孝 氏

【A-2】Cerebrusを用いたCMOSイメージセンサーのデジタル回路に対するPPAの改善

CMOSイメージセンサーの設計において、優れた機能を高品質で実現するためにはPPAの改善が常に求められます。

競争力のあるPPAを実現するためには、非常に多くの設計パラメータから最適な選択肢を短期間で見つける必要があります。

今回、キヤノンではML技術を有するCerebrusをCMOSイメージセンサーのレイアウトに対して導入しました。本セッションでは、フロアプランおよび設計パラメータの自動探索がどの程度のPPAの改善、設計期間の短縮を達成したかについてご紹介します。

キヤノン株式会社
川崎事業所 デバイス開発本部 半導体デバイス第二開発センター 半導体デバイス製品第三設計部  佐々木 誠仁 氏

【A-3】一挙両得!チップ・パッケージ協調設計に効く処方箋 ルネサスが実現するSystem Plannerを用いたワンストップダイプランニング

LSI設計では、チップサイズやIO配置を決定するダイプランニングは、その後のチップ・パッケージ設計での手戻りを防止するために重要です。様々な製品に対応するため、同じチップを複数のパッケージに搭載するダイシェアでは、この問題はより複雑になります。ルネサスでは、このようなケースでもTATを増大させることなく、高品質なダイプランニング結果が得られるよう、Integrity 3D-ICの機能System Plannerを核とした設計環境を構築しましたので、その内容を紹介します。

ルネサス エレクトロニクス株式会社
共通EDA技術開発統括部 デジタル設計技術部
主任技師 古井丸 隆 氏

【A-5】チップ階層設計のスマートなタイミングクロージャ

チップ階層設計におけるタイミング収束までに要する時間は回路複雑化により年々増加傾向となっております。一般的に採用されている設計手法は、階層間タイミングが課題となりやすいく収束までのイタレーション発生の抑制が難しく、設計工期を短縮するためのソリューションとしてCertusを導入した早期の課題摘出とP&Rフローを通じたスマートなタイミングクロージャ及びAI化に向けた展望についてご紹介いたします。

ルネサス エレクトロニクス株式会社
High Performance Computing, Analog and Power Solution Group
課長 鈴木 聡 氏

【C-3】デジタル設計/サインオフの新製品発表

ケイデンスのデジタル設計/サインオフのポートフォリオに新たに追加される製品をCadenceLIVE Japan 2023において発表します。

この新製品は、設計生産性を向上させ、現在の設計スタイルを変えるゲームチャンジャ―となることが期待されています。

新製品発表セッションでは、当社の初期のエンゲージメントカスタマーのひとつであるソシオネクスト社様からの適用事例も併せてご紹介します。

株式会社ソシオネクスト
グローバル開発本部 SoCシステム開発部
プリンシパルエンジニア  千綿 幸雄 氏

米国ケイデンス
Corporate VP R&D leading the Digital Design Implementation technology group
Yufeng Luo

Sr. Engineering Group Director leading R&D
Kamlesh Madheshiya

IP

【F-1】ケイデンスのPCIe, UCIe, Ethernet等Interface IPと、PCIe6.0、UCIeに関する概要のご紹介

ケイデンスのPCIe, UCIe, Ethernet等Interface IPをご紹介します。

なかでもPCIe6.0に関する概要と、昨年定義されましたチップレット間通信のための標準規格であるUCIeに関する概要についてもご紹介します。

日本ケイデンス
設計IP プリンシパル アプリケーション エンジニア  奥山 健

【F-2】AI/MLアプリケーションの普及とそれに対応して一段と高速化が進むDRAMメモリーインターフェース

近年AIが様々な電子機器やコンシューマ製品で利用されるようになり、多くの半導体にもAIアクセラレータが搭載されるようになってきました。一方、AIアクセラレーターでは通常のCPUが必要とするメモリーインターフェースよりも高速なメモリーインターフェースが必要とされるケースが多くあります。この講演では高速化が一段と進んできた各種メモリーインターフェースについてご紹介します。また講演の中で、最新のLPDDR5Xテストチップ/テストボードのデモンストレーションも予定しています。

日本ケイデンス
設計IP シニアAEマネージャ  伊原 誠

【F-3】エッジからオンデバイスまでのAIを実現するスケーラブルなテンシリカIPプラットフォーム

エッジでのAI処理は、TWSイヤホンやスマートウォッチのような小さなフォームファクターのオンデバイスAIから、家電や電化製品、(半)自律走行車まで、組み込み機器や製品に広く浸透しつつあります。AIを搭載した幅広い製品やアプリケーションに必要な処理能力は多岐にわたりますが、使いやすさや低エネルギーで性能を発揮することは共通のテーマです。本講演では、テンシリカのIP製品とそれに付随するソフトウェアエコシステムを紹介し、SoCのお客様やパートナーに提供する、クラス最高のオンデバイスおよびエッジAIソリューションについて説明します。

日本ケイデンス
テンシリカ シニアAEマネージャー  松岡 祐介

【F-4】組込みシステムの低コスト化、及び開発効率を向上させるDual-OS環境 ~Xtensaのセキュリティ拡張を用いた実現~

高機能な組込みシステムの実現のためには外部ソフトウェアの利用が必須となっているが,信頼性やセキュリティの観点で課題があります.これらの非信頼系の外部ソフトウェアと信頼できる内製のソフトウェア(信頼系)を安全に同時に実行するために,Xtensaのセキュリティ拡張を用いて実現したDual-OS環境について紹介します.

南山大学
理工学部機械システム工学科
教授 本田 晋也 氏

PCB/ IC Package Design

【A-3】一挙両得!チップ・パッケージ協調設計に効く処方箋 ルネサスが実現するSystem Plannerを用いたワンストップダイプランニング

LSI設計では、チップサイズやIO配置を決定するダイプランニングは、その後のチップ・パッケージ設計での手戻りを防止するために重要です。様々な製品に対応するため、同じチップを複数のパッケージに搭載するダイシェアでは、この問題はより複雑になります。ルネサスでは、このようなケースでもTATを増大させることなく、高品質なダイプランニング結果が得られるよう、Integrity 3D-ICの機能System Plannerを核とした設計環境を構築しましたので、その内容を紹介します。

ルネサス エレクトロニクス株式会社
共通EDA技術開発統括部 デジタル設計技術部
主任技師 古井丸 隆 氏

【C-4】Allegro X AI: PCB設計のための人工知能(AI)

想像してみてください、プリント基板(PCB)のレイアウトプロセスが自動化できたらエレクトロニクスのシステム設計はどれほど変わるかを…。長年、PCBレイアウトというものは、手間と時間のかかるプロセスでした。しかも、PCBが複雑になるにつれ、このプロセスはTATにおけるボトルネックとしてますます大きくなりつつあります。

本セッションでは、Cadence Allegro X AIをご紹介します。これは人工知能(AI)とクラウドコンピューティングのパワーを利用してPCBレイアウトの革新的な自動化を可能にする新しいシステム設計のテクノロジーです。今回はその基盤となるテクノロジーとそれによりもたらされる利点に焦点を当て、実行結果をお見せします。

米国ケイデンス
Corporate Vice President of R&D
Michael Jackson

RF

【D-4】ビヘイビアモデルを用いたGaN-HEMT アウトフェージング増幅器の設計事例

GaN-HEMTデバイスを使用したアウトフェージング増幅器について報告します。ビヘイビアモデルをデバイスモデルとして採用し、Microwave Officeで設計試作を行い、実機評価も実施しました。アウトフェージング増幅器の重要性やビヘイビアモデルの利点、設計手法と試作結果について報告します。

住友電気工業株式会社
伝送デバイス研究所 無線デバイス研究部 デバイス開発グループ
主席 住吉 高志 氏

System Analysis

【C-5】次世代に向けたシステムレベル統合解析環境

近年、プリント基板の高速化、複雑化により、設計の難易度がますます高まっています。

ケイデンスのマルチフィジックスシステム解析技術は、マシンラーニングを活用した解析の自動反復による設計最適化技術との統合により、様々な最先端設計に柔軟に効率よく対応します。

本セッションでは、ケイデンスのMSA (multi-physics system analysis) 製品の最新情報と今後のロードマップについてご説明します。

米国ケイデンス
Multi-Physics System Analysis
Product Engineering Group Director
Charlie Shih

【D-1】112G/224G SerDes使用システムでの高速/正確なtool使用による設計・解析・検証の進化への対応

次世代のAI・車載・データセンター・ロボティクス・衛星通信等に大量のデータ伝送の必要性が拡大し、これに対応する大規模SoCの 設計・解析・検証・実装の難しさが増加している。そのため Clarity 3D Solver等の先端ツールでの高精度/高速/低メモリでの解析が必須となっている 。本セッションでは 112G/224G SerDes伝送路の先端解析手法を検討し、 設計・検証のフェーズ、不具合の根本原因解析に、”Fast & Accurate”シミュレーションの有効性および検証結果を紹介する。 

株式会社ソシオネクスト
グローバル開発本部 基盤開発部
シニアエンジニア  矢倉 レイモンド 氏

【D-3】パーソナルコンピューターの開発における、 Celsius EC Solverを利用した熱解析事例のご紹介

本講演では、パーソナルコンピュータの開発における熱解析の実施事例をご紹介します。

要求されるアウトプットとそれに対して必要なインプットについてご説明した後、Celsius EC Solver上で実際にどのようにプリポストを操作していくのか、順を追ってご説明します。

Celsius EC Solverの簡潔に整ったプリ機能は、解析全体の時間短縮に貢献してくれます。

また、多彩なポスト機能は、結果の整理や設計者の理解を手助けしてくれます。

※冒頭、⽇本ケイデンスより製品紹介を行います。製品紹介後に本編がはじまります

富士通クライアントコンピューティング株式会社
プロダクトマネジメント本部共通開発センタープロセス革新技術部
技術士(機械部門) 田中 海渡 氏

System/Verification

【E-3】プロセッサ設計におけるJasperを用いたフォーマル検証の適用拡大について

高性能プロセッサ開発においては、性能向上のための工夫などを積極的に取り入れていくため、その設計は非常に複雑化しています。 プロセッサは複雑な回路を多く含むため、開発コストの中で検証が占める割合は非常に大きくなってきています。 

検証を効率化するにあたって、bugの早期発見に寄与するフォーマル検証は有用な道具ですが、これまで限られた有識者の中でのみ活用されてきました。 

今回、世の中の検証技術の進歩の恩恵をより多くの設計者にも享受してもらうために行った、Jasperを用いた弊社のフォーマル検証普及への取り組みについてご紹介いたします。

富士通株式会社
富士通研究所 先端技術開発本部 プロセッサ開発統括部 第三技術部 近藤 祐史 氏

【E-5】RISC-V高速プロセッサのモデルとPalladiumによるハード・ソフトの協調検証

Imperasが提供するプロセッサ・モデルは、Helium SystemCシミュレータと統合され、Palladiumによるシミュレーションとエミュレーションのハイブリッド利用が可能になります。 このプロセッサ・モデルとハイブリッド手法についてご紹介致します。

イーソルトリニティ株式会社
営業部
Senior Product Sales  佐藤 幸晴 氏