富士通、「ポスト京」スーパーコンピューター開発にケイデンスのPalladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームを採用
横浜, 26 Oct 2016
富士通はPalladium Z1により10億ゲートを超える大規模デザインの検証が可能に
ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、10月24日(米国現地時間) 、富士通がARMv8ベースのコンピューター「ポスト京」の開発に、ケイデンスのPalladium® Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームを採用したことを発表しました。「ポスト京」コンピューターは、2012年にフル稼働を開始した「京」スーパーコンピューター(当初10ペタフロップス)に比べ最大100倍の性能ターゲットを達成する日本の代表的な次世代スーパーコンピューターです。富士通は、複数のベンダーを厳密に評価した結果、最先端サーバーおよびスーパーコンピューターの開発にPalladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームを使用することを決定しました。
Palladium Z1プラットフォームの1時間あたり1億ゲートを超える高速コンパイル、柔軟なジョブアロケーションにより、富士通は設計のコンパイル、アロケーション、実行、デバッグを1日以内に完了できるというメリットを得ました。また、10億ゲートデザインにおいて1MHzを上回る動作パフォーマンス、ハードウェア/ソフトウェアの効率のよいデバッグおよび仮想化性能により、富士通はスーパーコンピューター開発の生産性を大幅に向上させることが可能となりました。
富士通・コメント:
河部本 章氏 (富士通株式会社 執行役員専務 サービスプラットフォーム部門長):
「高性能でスケーラブルなスーパーコンピューターシステムの開発には、10億ゲートを超える大規模デザインに対応できるソリューションが必要ですが、Palladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームは、我々の複雑な要求をすべて満たしています。また、このプラットフォームは、とても簡単に管理、拡張することが可能なので、設計チームは高品質で革新的なデザインを厳しいスケジュール通りに市場に提供できるという強い確信を持つことができます。」
ケイデンス・コメント:
Anirudh Devgan (Senior vice president and general manager of the Digital & Signoff Group and the System & Verification Group):
「現在のエレクトロニクス、特に最先端機器の設計には、包括的な検証手法がますます求められています。ケイデンスのPalladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームにより、富士通は、高い信頼性を確保しつつ、システムオンシリコン検証およびハードウェア/ソフトウェアの統合、最適化を改善することが可能になります。」
ケイデンスの中核となる検証エンジンであるPalladium Z1プラットフォームは、総コストを最小限に抑えつつ、エンタープライズレベルの信頼性と拡張性を提供する業界初のデータセンタークラスのエミュレーションシステムです。 このプラットフォームは、ますます複雑になっているシステムオンチップ(SoC)の検証において、世界中の設計チームが効率的に利用できるエミュレーションテクノロジーの市場においてますます高まる要求に対応します。
詳細な情報は、www.cadence.com/go/palladiumz1をご覧ください。
CadenceおよびCadenceロゴはCadence Design Systems, Inc.の登録商標です。
その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、10月24日(米国現地時間) 、富士通がARMv8ベースのコンピューター「ポスト京」の開発に、ケイデンスのPalladium® Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームを採用したことを発表しました。「ポスト京」コンピューターは、2012年にフル稼働を開始した「京」スーパーコンピューター(当初10ペタフロップス)に比べ最大100倍の性能ターゲットを達成する日本の代表的な次世代スーパーコンピューターです。富士通は、複数のベンダーを厳密に評価した結果、最先端サーバーおよびスーパーコンピューターの開発にPalladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームを使用することを決定しました。
Palladium Z1プラットフォームの1時間あたり1億ゲートを超える高速コンパイル、柔軟なジョブアロケーションにより、富士通は設計のコンパイル、アロケーション、実行、デバッグを1日以内に完了できるというメリットを得ました。また、10億ゲートデザインにおいて1MHzを上回る動作パフォーマンス、ハードウェア/ソフトウェアの効率のよいデバッグおよび仮想化性能により、富士通はスーパーコンピューター開発の生産性を大幅に向上させることが可能となりました。
富士通・コメント:
河部本 章氏 (富士通株式会社 執行役員専務 サービスプラットフォーム部門長):
「高性能でスケーラブルなスーパーコンピューターシステムの開発には、10億ゲートを超える大規模デザインに対応できるソリューションが必要ですが、Palladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームは、我々の複雑な要求をすべて満たしています。また、このプラットフォームは、とても簡単に管理、拡張することが可能なので、設計チームは高品質で革新的なデザインを厳しいスケジュール通りに市場に提供できるという強い確信を持つことができます。」
ケイデンス・コメント:
Anirudh Devgan (Senior vice president and general manager of the Digital & Signoff Group and the System & Verification Group):
「現在のエレクトロニクス、特に最先端機器の設計には、包括的な検証手法がますます求められています。ケイデンスのPalladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームにより、富士通は、高い信頼性を確保しつつ、システムオンシリコン検証およびハードウェア/ソフトウェアの統合、最適化を改善することが可能になります。」
ケイデンスの中核となる検証エンジンであるPalladium Z1プラットフォームは、総コストを最小限に抑えつつ、エンタープライズレベルの信頼性と拡張性を提供する業界初のデータセンタークラスのエミュレーションシステムです。 このプラットフォームは、ますます複雑になっているシステムオンチップ(SoC)の検証において、世界中の設計チームが効率的に利用できるエミュレーションテクノロジーの市場においてますます高まる要求に対応します。
詳細な情報は、www.cadence.com/go/palladiumz1をご覧ください。
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その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
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