ケイデンス、業界初のミックスシグナル設計向けダイナミック・シミュレーション・キャラクタライゼーション・ソリューションVirtuoso Liberate AMSを発表
横浜, 29 Oct 2014
新しいソリューションにより、真のSPICE精度を保持しながら従来の手法と比較して20倍の性能向上を実現
要旨:
• 大規模なミックスシグナル・マクロブロック用Libertyモデルの作成を自動化
• 独自のハイブリッド・パーティショニング手法により、スループットを向上しTATを短縮
• ケイデンスのVirtuoso Analog Design Environment XLに統合
電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、10月27日(米国現地時間)、PLL、データコンバーター、高速トランシーバー、I/Oをはじめとするミックスシグナル・ブロック向けに、業界初のダイナミック・シミュレーションによるキャラクタライゼーションを行うケイデンスVirtuoso® Liberate™ AMSキャラクタライゼーション・ソリューションを発表しました。Virtuoso Liberate AMSは、実績あるケイデンスのキャラクタライゼーション・プラットフォームLiberate上に構築されており、数百万の関連する寄生素子を持つミックスシグナル・マクロのポストレイアウト・ネットリストを、FastSPICEを使用した従来の分割統治的手法に対して20倍の速さと、正確なSoC(システムオンチップ)のサインオフを可能とする真のSPICE精度でキャラクタライズを行います。
増大するSoCの複雑さと、スタティック解析ツールを用いたサインオフのためのIP再利用やdigital-on-top設計フロー採用という業界のシフトにより、ミックスシグナル・マクロを含め設計におけるすべてのブロックのLiberty™記述が求められています。このプロセスを簡素化すべく、Virtuoso Liberate AMSは、大規模ミックスシグナル・マクロブロックのデジタルおよびアナログ・パス間の相互作用を取り込んで、標準Libertyライブラリ生成を自動化します。
スループットを向上し、TATを数週間から数時間に短縮するため、Virtuoso Liberate AMSにはケイデンスの先進FastSPICE技術、Spectre® XPSが統合されており、大規模ミックスシグナル・ブロックのキャラクタライズ実現のため、静的に必要なアークを特定して動的に使用する独自のハイブリッド・パーティショニング手法を採用しています。このハイブリッド・パーティショニング手法は、各ロジックアークのクリティカルパス・パーティションを取り出すためにブロックレベルで回路動作を検出し、その後高精度ライブラリモデル生成のため、真のSPICE精度で各パーティションをキャラクタライズします。
Virtuoso Liberate AMSはカスタム回路設計者が使用しやすいようにVirtuoso Analog Design Environment XLに統合されていますので、Virtuoso Analog Design Environment XLのテストベンチや設定を利用して、迅速に回路設計検証からライブラリ生成に移行することができます。
Virtuoso Liberate AMSは、現在利用可能です。詳細な情報は、
www.cadence.com/news/liberateamsをご覧ください。
Aquantia Corpコメント:
Darren Engelkemier氏(Vice President of Digital IC Engineering):
「Virtuoso Liberate AMSの導入前は、ミックスシグナル・ブロックのキャラクタライゼーションは、手作業による処理でしたので間違いが起こりがちでした。我々の設計チームはVirtuoso Liberate AMSによりネットリスト処理を回避することで、この作業を自動化することができるようになり、特に回路レベルにおける独自構造を持つカスタムセルにおいて、より正確で信頼度の高いデータを得ることができるようになりました。」
ケイデンス・コメント:
Tom Beckley(Senior Vice President, Custom IC and PCB Group):
「ケイデンスは、お客様に世界レベルのシミュレーション・ソリューションおよびキャラクタライゼーション・ソリューションを提供することに尽力しています。Virtuoso Liberate AMSはケイデンスのミックスシグナル・フローにおけるリーダーシップを拡大し、設計者の生産性を向上させてTATを短縮する、新しい強力なソリューションを提供します。」
CadenceおよびCadenceロゴはCadence Design Systems, Inc.の登録商標です。
その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
要旨:
• 大規模なミックスシグナル・マクロブロック用Libertyモデルの作成を自動化
• 独自のハイブリッド・パーティショニング手法により、スループットを向上しTATを短縮
• ケイデンスのVirtuoso Analog Design Environment XLに統合
電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、10月27日(米国現地時間)、PLL、データコンバーター、高速トランシーバー、I/Oをはじめとするミックスシグナル・ブロック向けに、業界初のダイナミック・シミュレーションによるキャラクタライゼーションを行うケイデンスVirtuoso® Liberate™ AMSキャラクタライゼーション・ソリューションを発表しました。Virtuoso Liberate AMSは、実績あるケイデンスのキャラクタライゼーション・プラットフォームLiberate上に構築されており、数百万の関連する寄生素子を持つミックスシグナル・マクロのポストレイアウト・ネットリストを、FastSPICEを使用した従来の分割統治的手法に対して20倍の速さと、正確なSoC(システムオンチップ)のサインオフを可能とする真のSPICE精度でキャラクタライズを行います。
増大するSoCの複雑さと、スタティック解析ツールを用いたサインオフのためのIP再利用やdigital-on-top設計フロー採用という業界のシフトにより、ミックスシグナル・マクロを含め設計におけるすべてのブロックのLiberty™記述が求められています。このプロセスを簡素化すべく、Virtuoso Liberate AMSは、大規模ミックスシグナル・マクロブロックのデジタルおよびアナログ・パス間の相互作用を取り込んで、標準Libertyライブラリ生成を自動化します。
スループットを向上し、TATを数週間から数時間に短縮するため、Virtuoso Liberate AMSにはケイデンスの先進FastSPICE技術、Spectre® XPSが統合されており、大規模ミックスシグナル・ブロックのキャラクタライズ実現のため、静的に必要なアークを特定して動的に使用する独自のハイブリッド・パーティショニング手法を採用しています。このハイブリッド・パーティショニング手法は、各ロジックアークのクリティカルパス・パーティションを取り出すためにブロックレベルで回路動作を検出し、その後高精度ライブラリモデル生成のため、真のSPICE精度で各パーティションをキャラクタライズします。
Virtuoso Liberate AMSはカスタム回路設計者が使用しやすいようにVirtuoso Analog Design Environment XLに統合されていますので、Virtuoso Analog Design Environment XLのテストベンチや設定を利用して、迅速に回路設計検証からライブラリ生成に移行することができます。
Virtuoso Liberate AMSは、現在利用可能です。詳細な情報は、
www.cadence.com/news/liberateamsをご覧ください。
Aquantia Corpコメント:
Darren Engelkemier氏(Vice President of Digital IC Engineering):
「Virtuoso Liberate AMSの導入前は、ミックスシグナル・ブロックのキャラクタライゼーションは、手作業による処理でしたので間違いが起こりがちでした。我々の設計チームはVirtuoso Liberate AMSによりネットリスト処理を回避することで、この作業を自動化することができるようになり、特に回路レベルにおける独自構造を持つカスタムセルにおいて、より正確で信頼度の高いデータを得ることができるようになりました。」
ケイデンス・コメント:
Tom Beckley(Senior Vice President, Custom IC and PCB Group):
「ケイデンスは、お客様に世界レベルのシミュレーション・ソリューションおよびキャラクタライゼーション・ソリューションを提供することに尽力しています。Virtuoso Liberate AMSはケイデンスのミックスシグナル・フローにおけるリーダーシップを拡大し、設計者の生産性を向上させてTATを短縮する、新しい強力なソリューションを提供します。」
CadenceおよびCadenceロゴはCadence Design Systems, Inc.の登録商標です。
その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
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